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（塾経営コラム）

【開業したい方必見】フランチャイズの選び方と行動するまでの流れ

2019年12月16日

フランチャイズでの独立開業を検討した場合、最も重要なのはどこのフランチャイズにするかです。では、どのような選び方をするのが良いのでしょうか。選ぶ際にはどのような点に注意が必要か、ポイントを押さえて説明します。

また、フランチャイズを選んだあとの手順を理解しておけば、判断が必要な際にとまどうこともないはずです。フランチャイズの選び方と行動の流れをまとめました。

フランチャイズでの独立開業を視野に入れている方は、ぜひ参考にしてください。

フランチャイズの選び方を知る前の心構え

フランチャイズでの独立開業をする場合、まず大切なのは、フランチャイズの仕組みを正しく理解し、そのシステムでの選択を間違えないことです。

1.フランチャイズとは何かを知ろう

フランチャイズとは、加盟する法人・個人が、加盟金・ロイヤルティを支払い、フランチャイズ本部からブランド・商品・サービス・ノウハウを使用する権利を獲得する仕組みです。

フランチャイズ本部は、加盟者側にブランド・商品・サービス・ノウハウを提供するとともに、開業から運営にわたるまでのサポートを行います。

2.フランチャイズに加盟する資金が用意できるか

フランチャイズに加盟する際には、加盟金が必要です。フランチャイズオーナーになるためには、加盟金が用意できることが不可欠です。

具体的な金額が気になるところですが、加盟金は数十万円から数百万円程度の間で設定されています。無店舗フランチャイズや、小規模型店舗の場合は、加盟金が100万円以下というケースもあります。

中規模程度の店舗では300万円程度が相場。

最も身近なフランチャイズである、コンビニエンスストアの場合、加盟金の相場は100〜300 万円前後です。

フランチャイズの選び方のポイント

フランチャイズを選択する際に、しっかりチェックしたいポイントは以下の通りです。

1.サポート体制がしっかりしているか

開業後の集客・運営・リスク管理・経営者教育に対するサポートはもちろん、開業前の資金計画や出店予定地のマーケティングに関するサポートも重要です。経験のない初心者が安心して独立できるサポート内容か、見極めてください。

2.開業資金が予想範囲内か

開業資金は100％自己資金である必要はありません。融資を含めて、自分で用意・返済できる金額かどうか慎重に判断してください。そのためには、開業資金の具体的金額に関して明示してくれるフランチャイズ本部が安心です。

3.収入は期待できるか

収入を確保するためには、将来性が大切です。フランチャイズの業種によっては、将来的なマーケットに不安を持ってしまう場合もあります。マーケットに将来性のある業種か、あるいは、マーケット自体に限界があっても、それを打破する商品力・ノウハウのある企業を選びましょう。

4.ブランド力を持っているか

フランチャイズでは、ブランド力・知名度がとても重要です。ブランド力に問題があると、オーナーは集客に奔走しなければならず、そのほかのことがおろそかになりがちです。集客がある程度安定していると、安心して経営に取り組めるでしょう。

フランチャイズを選んだあとの行動の仕方

フランチャイズの候補がある程度絞れたら、次の段階に進みます。契約までには念を入れて情報収集しましょう。

1.まずは説明会に行こう

実際の説明会では、ネットや印刷物だけでは得られないリアルな情報が収集できます。事前に収集した情報と合わせ、疑問・不安は質問して解消しましょう。また、説明会参加者の顔ぶれを見て、将来の仲間がどのような人たちなのか知ることも大事です。

2.フランチャイズ本部に行って詳しい説明を聞く

本部を訪問して詳しい説明を聞くのもおすすめです。その際に感じた企業の印象も大切にしてください。パートナーとして相性がいいかどうかも大切なポイントです。

3.契約前に契約内容の詳細を確認

契約の際には、契約書記載の内容がそれまで説明された契約内容と相違ないかしっかりと確認してください。契約書には難解な表現もあるでしょう。疑問・不安は担当者から納得のいくまで説明してもらいましょう。ここを怠ると、契約書記載の契約内容が自分の考えていた内容と違っていたというトラブルに発展しかねません。遠慮は禁物です。